オーディブルにテキスト表示・文字起こし機能が無い理由とは?今後実装の予定はある?

オーディブル テキスト表示

Amazonが提供する「Audible(オーディブル)」は、耳で聴いて読書を楽しめるオーディオブックサービスとして非常に人気です。

しかし、オーディブルには直接的な文字起こしやテキスト表示機能は搭載されていません

オーディブルはあくまで「聴く読書」を提供するオーディオブックサービスであり、テキストを表示したり文字に変換したりすることはできません。

この記事ではなぜオーディブルにテキスト表示機能がないのか、今後実装される可能性はあるのか?という点を紹介していきます。

目次

オーディブルにテキスト表示・文字起こし機能が無い理由

原則的にオーディオブックの音声と書籍のテキストは別々の著作物として扱われています。

そのため、文字起こしやテキスト表示機能を搭載することは難しいとされています。

実際に2019年にアメリカで「Audible Captions(オーディブルキャプション)」という自動字幕表示機能が導入された際、著作権侵害の問題で廃止された経緯があります。

米国の出版社団体がAmazonを相手に訴訟で勝訴しており、オーディブルは恒久的に自動字幕機能は実装しないとの方向性で決着がついています。

復活を望む声も多いものの、一度裁判でAmazon側が負けている以上、テキスト表示機能の復活は難しいものと考えて良いでしょう。

情報元:https://publishingperspectives.com/2020/02/copyright-coup-as-association-american-publishers-succeeds-in-audible-captions-case/

今後もオーディブルにテキスト表示機能は実装されない可能性が高い

前述した「Audible Captions(オーディブルキャプション)」の廃止から、今後もオーディブルにテキスト表示機能は実装されないものだと思われます。

ただしオーディブルキャプションの訴訟問題は自動字幕機能が論点になっており、著作者の同意を得た字幕表示機能については問題にされていません。

仮に出版社や作者との権利をクリアにできた場合にはテキスト表示機能が実装される可能性はゼロではありません。

しかし、コストの増加やAmazonが提供するKindle Unlimitedとの関係を考えると、今後もテキスト表示機能の実装は難しいでしょう。

Amazonで本の文字起こし・読み上げを活用する方法

確かにオーディブルにはテキスト表示・文字起こし機能はありませんが、Amazonを活用して文字起こしと読み上げを同時に行う方法があります。

今回は「アレクサ」と「Kindle Unlimited」の併用をする方法について紹介していきます。

アレクサを使って電子書籍を文字起こしをするのがベスト

アレクサ 文字起こし

Amazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」を使い、Kindle本を読み上げる機能を活用する方法をおすすめします。

アレクサならKindleで購入した電子書籍を音声として聴き、テキストを目で確認することができます。

オーディブルを使用しない方法にはなりますが、読み手の品質を重視しない・生活のQOLを上げたいという方にはおすすめの選択肢です。

一方で声優や俳優の朗読を重視したいなら、やはりオーディブル以上のサービスは無いでしょう。

「電子書籍にそんなにお金をかけられない」という方は、次に紹介する「Kindle Unlimited」との併用を試してみましょう。

Kindle Unlimitedと合わせて利用する

Kindle Unlimited
月額料金980円
無料体験初回30日間無料
読み放題作品数500万冊以上

同じくAmazonが提供している本読み放題サービスの「Kindle Unlimited」を併用する方法もおすすめです。

月額980円の費用がかかりますが、オーディブルと合わせても月間で2,480円しかかかりません。

趣味として考えると月間2,480円は破格の安さだと思えるため、

ただしオーディブルが聴き放題だからといってKindle Unlimitedでも読み放題とは限らないため、自分がテキストで確認したい本がどの程度読み放題対象になっているかは事前にチェックしておきましょう。

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文字起こし機能を求めるなら他のサービスも検討しよう

オーディブルの文字起こし機能がどうしても必要であれば、他のサービスの利用も検討するべきです。

AI文字起こしツールや、Googleの音声認識サービスなど、音声をテキストに変換してくれるツールがたくさん存在します。

ビジネス向けのツールには、音声データをアップロードすると自動で文字起こししてくれるものもあります。

精度も高く、AIによる自動修正機能を搭載しているサービスも多いため、業務などで文字起こしを必要とする場合には非常に便利です。

意外なところでは聴覚障害者向けのテキスト表示サービスも手助けになりますが、どれも高価なので結局はKindle Unlimitedの利用が安上がりです。

まとめ

管理人の一言

オーディオブックの文字起こし・テキスト表示をしたい方は、本がお好きな方が多いと思います。
Kindle Unlimitedを試していないのであれば、併用をおすすめします。

オーディブルは文字起こし機能を持たないため、音声だけで書籍を楽しむのが基本です。

テキストを確認したいならその本そのものを入手したり、Kindle Unlimitedで読み放題対象かチェックするのがおすすめです。

Googleドキュメントの音声入力や、AIツールの活用といった方法もありますが、精度やコストの問題からKindle Unlimitedほどの有用さは無いと考えています。

Kindle Unlimitedは無料体験を常時利用できるので、まずはオーディブルとの併用を試してみましょう。

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